この記事は、2022年5月10日に更新したものです。
※各国の措置が突然変更される可能性があります。出国前に、必ず最新の情報を、駐日英国大使館、在英国日本国大使館、外務省海外安全などのホームページでご確認ください。
このページでは、日本からイギリス(英国)への渡航に必要なものをご説明いたします。
【イギリス】入国に必要なもの
2022年3月18日より、イギリス(イングランド)に入国するすべての方に対する入国制限措置は完全に撤廃されました。
現在、制限なく、イギリス(イングランド)への入国は可能です。
詳細は、外務省海外安全ホームページをご確認下さい。
イギリス(イングランド)への渡航には、以下の準備が必要です。
【ワクチンを完全接種していない方】陰性証明書【ワクチン接種完了者】陰性証明書の免除の要件【全ての方】旅行検査パッケージの事前申込み【全ての方】乗客追跡フォームの事前登録- 【
ワクチンを完全接種していない方】10日間の自己隔離(2月11日以降〜廃棄)
※スコットランド、ウェールズ、北アイルランドに到着する場合は、各自治政府がそれぞれ措置を発表しています。詳細は、スコットランド政府、ウェールズ政府、北アイルランド政府のホームページをご確認ください。
【ワクチンを完全接種していない方】陰性証明書
2022年3月18日より、日本からイギリスへ入国する際、陰性証明書の提出が不要になりました。
2021年12月7日(更新)2022年1月7日より、日本からイングランドへ入国する18歳以上のワクチンを完全に接種していない方は、以下の条件を満たす陰性証明書が必要です。
有効な 検査日時 |
出発前2日以内 |
検査方法 | ・PCR検査を含む核酸検査 ・LAMP法を含むその派生技術 ・イムノクロマト法等の抗原検査 ※100,000copies/mlを超えるウイルス量において、特異度97%以上、感度80%以上であること |
言語 | 英語、フランス語、スペイン語 |
指定用紙 | なし |
記載必須事項 | パスポート通りの氏名、生年月日or年齢、検査結果、検査日時(検体採取日)、検査医療機関名・連絡先、検査方法、検査デバイスの名称 |
指定 医療機関 |
なし |
陰性証明書に関する詳細は、英国政府ホームページでご確認いただけます。
厚生労働省と経済産業省が運営する「海外渡航者新型コロナウイルス感染センター(TeCOT)」で、渡航先の国ごとに定められた検査要件とその検査が可能な医療機関の確認・予約ができます。
【ワクチン接種完了者】陰性証明書の免除の要件
2022年3月18日より、日本からイギリスに入国する全ての方は、ワクチン接種証明書及び陰性証明書の提出が不要になりました。
2021年10月4日(更新)2022年1月7日より、日本からイギリスに渡航するワクチンを完全接種している方は、以下の条件を満たすワクチン接種証明書を提出すれば、入国前の陰性証明書は不要です。
ワクチンの種類 | ・ファイザー ・アストラゼネカ ・モデルナ ・Janssen |
有効な 接種日時 |
2回目のワクチン接種完了後 14日間以上経過 |
言語 | 英語、フランス語、スペイン語 |
記載必須事項 | 姓および名、生年月日、ワクチンブランド(製品名)およびメーカー、接種日、接種国・証明書発行者の両方またはいずれか |
ワクチン接種証明書に関する詳細は、在英国日本国大使館ホームページでご確認いただけます。
【全ての方】旅行検査パッケージの事前申込み
2022年3月18日より、旅行検査パッケージの事前予約が不要になりました。
2022年2月11日以降、ワクチン接種完了者は、到着後の検査が不要になります。
なお、乗客追跡フォーム(Passenger Locator Form)の登録は引き続き必要です。
ワクチン未接種者は、到着後8日目の検査・隔離が不要になります。
なお、出国前の検査、イングランド到着後2日以内の検査(自己負担)、乗客追跡フォーム(Passenger Locator Form)の登録は引き続き必要です。
詳細は、外務省海外安全ホームページをご確認下さい。
日本から入国する全ての方は、旅行検査パッケージ(210ポンド自己負担)の事前予約が必要です。
ワクチン接種の有無によって、入国後の検査回数が異なります。
- ワクチンを完全接種している方:入国後2日目に検査
- ワクチンを完全接種していない方:入国後2日目・8日目に検査
詳細は、在英国日本国大使館ホームページでご確認いただけます。
※18歳未満の子どもは、「ワクチン接種完了者」と同様に、8日目の検査が不要です。
【全ての方】乗客追跡フォームの事前登録
2022年3月18日より、入国の際に義務づけられていた乗客追跡フォーム(Passenger Locator Form)の事前登録が不要になりました。
2020年6月8日より、イギリス到着前の48時間以内に、乗客追跡フォーム(passenger locator form)への滞在情報の事前登録が義務付けられています。
なお、乗客追跡フォームを入力する際、「旅行検査パッケージの予約番号」を記入する必要がありますので、先に旅行検査パッケージの申込みをおすすめします。
【ワクチンを完全接種していない方】10日間の自己隔離
※2022年2月11日以降、ワクチン未接種者も入国後の隔離が不要になります。
現在、日本からイギリスに入国するワクチンを完全接種していない方は、10日間の自己隔離が義務付けられています。
入国後2日目・8日目に検査を受け、8日目の検査結果が陰性で、かつ10日間の自己隔離が満了した時点で、隔離を終えることができます。(結果が陽性であった場合は、結果が出た日から引き続き10日間の隔離が必要です。)
また、「Test to Release制度」を利用すると、隔離期間を5日間に短縮することも可能です。
なお、過去10日間にレッドリスト国(英国への渡航が禁止された国)へ滞在した方は、別途措置があります。詳細は、英国政府ホームページをご確認ください。
※ワクチンを完全接種している方は、10日間の自己隔離は免除されます。
利用する航空会社によっては、別途手続きが必要な場合もありますので、必ず各航空会社のホームページ等をご確認ください。
帰国に必要なもの
日本への入国には、以下のものが必要です。
- 出国前72時間以内の陰性証明書(所定フォーマットあり)
- 誓約書の提出
- 指定アプリのインストール(スマートフォンの所持が必要)
- 質問票の提出
- ワクチン接種証明書の提出(※待機期間の緩和等を希望される方のみ)
- 【陰性証明書について】所定フォーマットもしくは、指定された情報が記載された任意フォーマットでの提出が必要です。
- 【誓約書について】待機期間中における公共交通機関の不使用、自宅等での待機、位置情報の保存・提示、接触確認アプリの導入等について誓約し、検疫所へ提出します。
- 【アプリのインストールについて】誓約書の誓約事項を実施するため、スマートフォンに必要なアプリをインストールします。
- 【質問票について】待機期間中の健康フォローアップのため、メールアドレス、電話番号等の連絡先を検疫所へ提出します。
- 【ワクチン接種証明書について】ワクチン接種の有無、接種回数によって、入国後の公共交通機関の使用条件・待機期間が異なります。待機期間の緩和等を希望される方は、ご用意ください。
詳細は、厚生労働省ホームページをご確認ください。
【イギリス】のPCR検査機関
日本入国に必要な検査要件で証明書を出しているイギリスの医療機関情報は、在英国日本国大使館ホームページでご確認いただけます。
日本入国後の待機期間
日本入国後の待機期間は、ワクチン接種の有無・接種回数によって、異なります。
詳細は、厚生労働省ホームページをご確認ください。
※「水際対策上特に懸念すべき変異株に対する指定国・地域」から入国・帰国する方は、検疫所指定施設で入国後3~10日間の待機・再検査となります。

日本入国の制限(日本国籍以外の方)
2022年3月1日より、外国籍の方は、観光目的以外の新規入国が認められています。
詳細は、外務省ホームページをご確認ください。
この記事の情報は、上記リンク先サイト等の情報をもとに作成しています。各国の措置が突然変更される可能性がありますので、最新の情報は必ずご自身でご確認ください。